経皮毒から自分を守る
使い捨てナプキンは当然!ドラッグストアでも1パック100円買えてお財布にも優しいじゃん、サイコー!って思っていました。
最近の世の中の流れを見ているといやいや、安かろう悪かろうなんか危ないもん入ってるんじゃないかな?って思うようになってきました。
皮膚の外用薬の吸収率
皮膚の外用薬の吸収率について調べると、なんと前腕の内側の吸収率を1とすると、陰部は42倍吸収率が高いことが発覚!!
良いものならば積極的に吸収できることはありがたいですが、危険なものが外陰部が晒されると思うととても怖くないですか?!
陰部の外用薬の吸収率が高い理由は、粘膜には角質層がないため、皮膚バリアーが効かず簡単に吸収されてしまうからと言われています。
生理用ナプキンについて
生理用ナプキンについて調べました。
安価な生理用ナプキンの素材には、高分子吸収材(合成ポリマー)や化学肥料等の禁止農薬を使った遺伝子組み換えコットン、塩素系漂白剤が含まれていることが多いようです。
高分子吸収材は、経血を吸収してジェル状に固めることによって外陰部を冷やしてしまいます。「冷えは女の子の敵!」外陰部が冷えると当然子宮も冷え、骨盤底筋も冷えていきます。冷えが子宮頚の病気にもつながってきます。
塩素系漂白剤について、塩素系漂白剤で有名な「ブリーチ」の注意書きによると、塩素系漂白剤は、濃度が濃いと腐食性が生じるとしています。腐食性とは、「化学・生物的作用により外見や機能が損なわれた状態」です。塩素系漂白剤の濃度は濃くはないでしょうが、1か月の4分の1という月経の期間、私たちはこの化学物質にもさらされ、体の機能が損なわれる可能性があるということです。また、発がん性や生殖毒性は「データ不足のため分類できない」と書かれていましたが、データがそろえば発がん性や生殖毒性はありうる話ではないでしょうか。
遺伝子組み換えコットンについて、遺伝子組み換えコットンを収穫する際に肌に焼けるような痛みを感じる生産者さんがいること、遺伝子組み換えコットンは多くのグリホサートという発がん性の高い農薬が使用されいることが明らかになっているようです。
経費毒についての私の感想
調べてみると、本当に「安かろう悪かろう」でした。
私たちは、病気のリスクが高い製品に囲まれています。オーガニックコットンを使った使い捨てナプキンを使うことも一選択としてよいですが、定期的に必要なものなのでお財布に余裕がないと結構厳しいかも。オーガニックコットンを使った、布ナプキンを購入する、もしくは作るなど、昔に戻ることがいま求められているなと感じました。
生理用ナプキンもですが、ショーツも経費毒を予防するためには重視すべきだなと。
体にやさしいものを使いたいと思ったので、布ナプキンは自分で作りました♪
でも、
自分自身のショーツを調べたら、ポリエステルのものばっかり!!!
早急におパンツ作ります♪
参考ページ
REGIONAL VARIATION IN PERCUTANEOUS PENETRATION
OF 14C CORTISOL IN MANE
ROBERT J. FELDMANN, M.D. AND HOWARD I. MAIBACH, M.D.
Feldmann RJ, et al., J. Invest. Dermatol., 48, 181-3, 1967
http://www.seiketu.co.jp/item-image/diversey/pdf/BHS_5.pdf
子宮内膜症の病態(西洋医学的知識)
子宮内膜症の知識を整理したいと思います。
誘因・原因
・卵巣ホルモンであるエストロゲンにより誘発される
下記のような説がある。
・子宮内膜移植説:月経血が計卵管的に腹腔内に逆流排泄され、子宮内膜組織が骨盤腹膜面に生着するために発症するという説。
・体腔上皮下説:腹膜を構成する中飛細胞はある種の刺激・誘因によって子宮内膜組織に子宮内膜組織に化生する能力を有しているという説。
発症年齢
・生殖年齢女性に発症しやすい
・30-34歳がピーク
・30代:36%、20代:29%、40代:28%
月経・妊娠歴
・月経周期が整順で、月経期間が1週間以上の場合に危険率が高くなる
・妊娠歴のない女性は経産婦女性よりも発症率が高い
・分娩回数が増加するほど危険率が低下する
発症部位
・主に骨盤内の臓器表面に発症する
・卵巣>ダグラス窩>仙骨子宮靭帯>直腸・S状結腸前面>膀胱漿膜>小腸>臍>腹壁
参考:学研「婦人科・乳腺外科疾患ビジュアルブック」2011
内膜症の原因
内膜症の原因について整理してみます。
西洋医学による「内膜症」の原因
「病気がみえる」では「何らかの原因により子宮内膜様組織が子宮腔内面以外(異所性)に生じた疾患。子宮周囲(ダグラス窩、卵巣、腹膜など)に発生することが多い。疼痛、不妊を主とした症状を呈する。」
・原因が明らかではない。
⇒対症療法しかできない。
東洋医学による「内膜症」の原因
「東洋医学の教科書」などの情報を整理すると、人体を構成する「気(気)、血(けつ)、津液(しんえき)」の流れが滞ることで起こる。気は生命活動の根幹をなすエネルギー源、血は飲食物から作られた赤い液体、津液は血以外のすべての体液で、それらの滞りやすい体質があるとき、卵巣嚢腫は大きくなったり、再発する。
・気、血、津液など不調の理由が説明できる。
⇒対処ができる。
免疫学による「内膜症」の原因
「安保徹のやさしい解体新書」によると「顆粒球過剰の交感神経優位による病気。」
理由が説明できる。
⇒対処ができる。
各学びによる私の行動方針
・血流を良くする。
・ストレスを溜めず、無理をしない生活する。
西洋医学しか病気を治せないと思っていた私は、対症療法をするしかないと思っていました。私は看護職者なので、今までどっぷりと西洋医学の沼にはまっていました。西洋医学が正しい、これが医療なんだ、そう思って医療に携わってきました。しかし、西洋医学ではわからなかった病気の原因がその他の視点から見た時、明らかになったのです。実は、夜勤や長時間勤務など不規則な生活を繰り返していた私は、体調を崩しました。その時に出会ったのが安保徹先生の本でした。あぁ、私が卵巣嚢腫になったのは精神的、身体的にストレスの多い仕事をしていたからだったんだとわかったのです。体は自分に語りかけてくれているから、ただやみくもに「治そう」とするではなく、ちゃんと自分に寄り添ってあげなきゃいけないんだなと気づきました。交感神経の生活から離れてからはなれてから少し改善傾向がみられています。
バランスを取ながら生活するぞ~。
手作り塩あずきカイロで温まる
冷えを改善するために「塩あずきカイロ」を手作りしました。
あずきカイロの効果
塩あずきカイロの良いところは、
①じんわり自然な温かさがある
②繰り返し使用できる
③天然素材でやさしい ところです。
あずきは水分量の多いので、レンジで温めると蒸気となって放出されます。
塩を入れるのは湿熱効果を高めるためです。
体を温める温熱療法には「湿熱法」「乾熱法」があります。湿熱は、水分を含む熱のことで、熱の伝導性が高く、体をじんわり温めるのに適ていると言われています。
温熱療法は、温度上昇作用、血管拡張作用、筋緊張軽減作用、軟部組織の進展性向上作用、鎮痛作用などがあると言われています。これに加えて湿熱法は、下肢の血流をも高めます。
乾熱法:携帯用カイロ、ドライヤー、エアコン
湿熱法:お風呂、湯たんぽ、タオルを濡らすホットパック、あずきカイロ
あずきカイロの作り方
(材料)
綿100%の布1枚、ガーゼ1枚、あずき:塩=2:1の比率
(作り方)
①綿とガーゼを重ね、好みの大きさに布を切る
⓶開き口を残し、袋状に布を縫う
③布の内外をひっくり返す
④袋の中に開き口からあずき、天然塩を入れる
⑤開き口を縫ったらできあがり
※因みに私は布は15×13cm、小豆:天然塩=50g:25gで作りました!
あずきカイロの取り扱い注意点
※レンジで500wで30秒程度加熱する。さらに温める場合は、10秒ずつ追加する。
※使用後は4時間以上間隔をあける。
あずきは繰り返し使用することによって水分を保持できにくくなるので、間隔を開けないと豆が焦げたり爆発する恐れがある。また、あずきが失った水分を空気から吸収するのにも時間がかかるため使用時には注意しましょう。
体をじんわり温めて、体温を上げるぞ~!
冷えは万病のもと
冷えは万病のもとと古くから伝えられている。ガン細胞は
自力で内膜症を治す
ブログを始めるきっかけについて語ります。
2019年の夏、婦人科に行くと「左の卵巣に嚢胞がある」と医師に言われました。卵巣嚢腫は子宮内膜症の一種で増悪すると癌化すると言われています。
このため、嚢腫が増大しないか経過観察が必要で、低用量ピルを飲み続けましょうと医師から説明を受けました。
低容量ピルの内服をしなければいけない理由は、排卵があると卵巣嚢腫が増大する可能性があるためだそうです。
内膜症があると月経痛、腰痛、排便痛という症状が出やすいようです。
実際に、私も「のたうちまわるほどの生理痛」や「排便痛」が治療前までありました。生理が始まるとお腹が痛すぎて鎮痛剤を内服し、腰にホッカイロを貼り、這いつくばってトイレに行き、トイレの前で鎮痛剤が効くまでのたうちまわることもしばしばありました。そんな症状がありましたが、低容量ピルを内服しはじめてからは内膜症の痛みはほとんどありません。痛みから私を救ってくれたという点では低容量ピルは本当にありがたいものでした。
そして、治療をはじめて2年内服しています。内膜症による痛みがなくなってありがたいです。しかし一方で、たまにピルを飲み忘れると症状は相変わらず出てきます。そのため体質が変わったわけではなく、ただ卵巣が腫大しないための対症療法なのだと気付くようになりました。年に4、5回受診しますが症状に変わりがないか問診され、低容量ピルを処方、年に1回採血とエコーをするのみです。内服を受け取るだめだけに受診しなければならない時もあります。
私が通院する医院の医師は、ガイドラインに沿った治療をしてくれており丁寧な対応をしてくれていると思います。しかし、患者の私にとっては対症療法が延々と続けられているため、受診を重ねるたびにこの状態は一生治らないのではないか、このままこれを続けて妊孕性は保てるのだろうかと疑問がわいてきて、色々調べてみることにしました。
図書館に行って本を読み漁り、ネットを貪るように検索しました。
色々と調べた結果、内膜症やその症状は妊娠したら治ると言われたのに治らない、結局手術したという経験談をいくつも見ました。このままの治療をすることで妊孕性が低下するか否かについては調べきれてませんが、このままの治療は良くないのではないかという思いが強くなりました。どうしてもこの内膜症を自力で直したい。
調べるうちに、この症状が出ているのには根本があることがわかってきました。原因を取り除かなければ治らない。逆に言えば、原因を取り除けば治るかもしれない。それを教えてくれたのは、東洋医療的な思想や食事療法でした。
数ヶ月前から本格的に、完治に向けて色々チャレンジしていています。まだまだ、チャレンジの段階ですが、根本治療のための知識や実践がどのような効果があったのか、それらの情報源である知識や本など紹介していきたいと思います。
そして、このブログで情報を共有することで自力で内膜症を治したい仲間ができるといいなと思います。